矯正治療の費用
相談料が有料になった理由。

2020年4月から初診カウンセリングに費用をいただくことになりました。
実は2009年に開業して以来、矯正治療についてたくさんの方に正しい知識をお伝えするために気軽に相談してほしいと考えて費用をいただいていませんでした。
しかし、この10年余りで矯正治療に関してインターネットやSNS、口コミなどを通じて、ある程度の情報は簡単に手に入るようになりました。
これまで、私の役割は矯正治療についての正しい知識を多くの人に広く伝えることだと考えてきましたが、こういった情勢の変化とともにこれからの私の役割は、矯正歯科専門開業医として本当に矯正治療を受けたいと思う人に、正しくより専門的な知識を深く伝える時期になってきたのではないかと感じるようになりました。初診カウンセリングは矯正治療を受けた経験のある院長自らが患者さんの悩みや希望に耳を傾け、専門的な立場からしっかりお話しさせていただきます。
検査・診断・治療費

相談後の検査や診断には、時間と専門性が必要なので、それぞれ20,000円(税別)ずついただいています。
矯正料金が高いと言われるのは治療費です。治療費は矯正歯科医の熟練度や地域性などにもよります。
じゅん矯正歯科クリニックでは表からの装置で70万円(税別)、裏からの装置で95万円(税別)です。
これは永久歯が生えそろい、本格的な治療が始まる年齢(13~15歳)から日本人の平均寿命を考えると約70年という数字から割り出しています。これには永久歯列がきれいに咬み合うゴールまでに使用されるすべての装置代、技術料が含まれています。
最近は最初の矯正料金にこの調整料も合わせて設定しているところもありますが、そうすると新しい患者さんを増やさなければ医院の収入にならないため、既存の患者さんの治療を中途半端で終わらす医院もあり、問題になっています。
じゅん矯正歯科クリニックでは全ての患者さんの治療を理想的なゴールまで導くためにも、このようなシステムを採用しています。
じゅん矯正歯科クリニックの料金表
医療費控除について
咬み合わせの向上等を目的としている歯科矯正の場合、医療費控除の対象となり、確定申告をすることで税金が戻ってきます。
医療費の控除対象になるものは、歯科矯正装置や調整料金だけではなく、通院費も含めることができます。例えば、子供の歯科矯正の場合、親が付き添っていく時の交通費も追加することができます。
ただし、通院費として認められるのは公共の交通機関を使った場合になりますので、車で通院した場合のガソリン代などは含めることが出来ません。また、歯科矯正にかかる費用をローンで支払った場合も医療費控除の適用とすることができます。

70万円(大阪で平均的な矯正治療費)は今この瞬間だけで考えると確かに高いです。でも、それで治した歯を80歳まで使うことを考えてください。もし30歳の人が治療するとしたらあと50年は歯を使うわけですから、70万÷50年=1万4000円1か月あたり1000円ちょっとの投資です。
もし、治療をせずに歯周病や虫歯が進行したら歯の寿命は短くなるし、 将来インプラントにしようと思ったら1本で30万くらいかかってしまいます。
そう考えると決して高くはない投資だと思います。しかも歯を健康に保てる環境ととびきりのスマイルつきです♪ 矯正治療=高い!という固定概念はちょっと横に置いてまずは話を聞いてみてくださいね♪